木材を手押しかんなという機械で表面を平らに削り、貼り合わせてテーブルの天板部を作ります。
机、棚、テレビボードを作る時も同じです。
木は製材といって板状に加工した後、乾燥するに従って反りが生じます。
自動かんなという機械で板の厚みを合わせていきます。
テーブルの天板は大きさによって、3枚~5枚貼り合わすことになります。
テーブルの天板部は木の張り合わせで作成しています。
キャロの手作り家具の特長は、掘った溝に薄い板を挟みボンドで接着。
湿度や乾燥による木の木の合わせ目の剥がれや反りを防止します。
テーブルの天板を張り合わせ、ハタガネという道具で挟み込み固定します。
このとき物によってはハタガネを20本ぐらい使用することも!
テーブルの足部・まく板部を切り出し、ホゾと呼ばれる凸を作ります。
部材をひとつずつ丁寧にサンディング(磨き作業)し、木の呼吸を妨げない自然塗料で塗装。24時間乾かします。
自作した通称『木殺しマシーン』でホゾと呼ばれる凸の部分をつぶします。
木殺しを行うことでホゾを抜けにくくしています!
キャロの手作りテーブルが永く使える秘密はこうしたひと手間があるからなのです。
パーツを組み立て、ボンドが乾くまでハタガネで固定します。
すべての塗装が乾いたらテーブルの天板部を取り付けます。
※写真のテーブルの裏側にある小さなパーツは、湿度や乾燥によるテーブルのゆがみや開きを出にくくするためのものです。
また、こま止めにすることでテーブルの天板が割れるのを防ぐことができます。
完全に固定してしまうと無理な力が掛かって、天板が割れてしまうこともあるからです。キャロの手作り家具は木の性質を理解した製造を行っています。
仕上げ用オイルを塗って磨きます。24時間乾かしたら完成です。
イスの後ろ足、前足、と幕板をキャロオリジナルの型を使い、ルーターという機械で正確に切り出します。
キャロオリジナルの型はオーダーによって色々なサイズ・形に対応できるように常備しています。
イスの一番肝心な接合部分。ここでもキャロオリジナルの型を使い、角ノミでホゾと呼ばれる凹を作ります。
キャロの家具はホゾ組みによって丈夫で長くお使い頂けます。
椅子の背板、幕板にホゾと呼ばれる凸を作ります。
座る部分の板をボンドでつなぎ合わせ、乾くまで24時間おきます。
部材をひとつずつ丁寧にサンディング(磨き作業)します。
木の呼吸を妨げない自然塗料で塗装。24時間乾かします。
自作した通称『木殺しマシーン』でホゾと呼ばれる凸の部分をつぶします。
木殺しを行うことでホゾを抜けにくくしています!
キャロの手作りテーブルが永く使える秘密はこうしたひと手間があるからなのです。
後ろ足と背板をホゾ組みしてボンドで接着します。前足も同様に接着し、この状態で24時間置きます。
椅子の前の部分と後ろの部分をホゾ組みしてボンドで接着し、さらに24時間置きます。
座面もサンディング、塗装し足部と接着後、仕上げ用オイルを塗って磨きます。
24時間乾かしたら完成です。